嵯峨・嵐山ってどんなところ?

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おこしやす、嵯峨・嵐山

平安時代の名残を留める
京都随⼀の景勝地。

京都市の西部に位置する嵯峨嵐山。 春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪と、四季折々に風情ある景色を楽しめる風光明媚な名勝として古より愛され続ける京都随一の景勝地です。

平安時代は貴族の別荘地として栄え、嵯峨嵐山に因んだ和歌も数多く残されています。かの有名な「小倉百人一首」は、ここ嵯峨嵐山で編纂されたと言い伝えが残されています。

そして嵯峨嵐山の人々は、古くから多様な国際文化を寛容に受け入れ、いつの時代も変わらぬ温かい心を大切にしながら訪れる人々をもてなしています。

くまなき月の渡るに似る。

嵯峨嵐山のシンボルとも言える「渡月橋」。 鎌倉時代、満月の晩に舟遊びをされた亀山天皇が、曇りのない夜空に月がさながら橋を渡るようなさまを見て「くまなき月の渡るに似る」と詠まれたことにその名を由来すると言われています。

平安時代の渡月橋は、現在よりもう少し上流に位置していたようですが度重なる水害、応仁の乱での焼失などを経て、現在の位置となったそう。
なお、現在の渡月橋は安土桃山・江戸初期の豪商である角倉了以によって建設されました。

千年の京の歴史にふれる
嵯峨嵐山めぐり。

今もなお、京の原風景の美を感じられる嵯峨嵐山。
「祇王寺」と「滝口寺」は平家物語、「野宮神社」は源氏物語と、古典にゆかりのある社寺、世界遺産登録される名刹「天龍寺」、かつては嵯峨天皇の離宮嵯峨院で、歴代の天皇や皇族が住持された門跡寺院であり嵯峨御所として知られる「大覚寺」など、嵯峨嵐山には京都の歴史に触れられる寺院・神社・名所が点在しています。

千年の昔の風景を残す奥嵯峨へと誘う竹林の道、嵯峨野の田園風景が広がる広沢の池周辺、ぜひゆったりと歩きながら、京都の歴史を肌で感じてください。

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